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2019/05/09

サーバ? 自前ですよ! vol.5 ~先祖返り・後編~ iStome2(アイストーム)ブログ

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アート印刷ブログ

人為的ミス0%をめざして、おかもっちゃんが社内で話し合い、最新のデータしか触れなくなる仕組みを作った。ここまでが前回のお話しでした。それと同じ頃、大企業を中心にオフィスの風景が急速に変化していったとか。

「社員みんなが専用のデスクトップパソコンを与えられ、それぞれがデータを持つようになったんや。もちろん仕事を効率よく行うには、パソコンは強力な武器になる。そう、そのはずやねんけど、ムッ、ムムム(汗)」

え、とつぜん難しい顔して。なにがあったんですか。

「当時はデータに修正が入ると、社員全員が自分のパソコンに、個別で同じ訂正作業をしてたんや。ハッキリ言うて、完全に無駄やわな。減らすはずの、仕事が増えてるんやもん(汗)。しかも、ぎょうさんの人数でやるもんやから、必ず誰かが間違うねん。」

当時はパソコン1台でもひと財産と言える、かなりの高額商品でした。そんなパソコンを社員の数だけ揃える膨大な設備投資の結果、仕事量が増えてミスまで誘発させてたら、目も当てられないですね。間違ったデータが印刷会社さんに送られてきたこともあったのでは?

「そうそう、同じ会社から同じタイトルで、中身の違ったデータが送られてきたりして。どっちが正しいのか確認するのに苦労したわ。そんなことが数年間は続いたかなあ。いや、今もたまにあるねんけど(苦笑)」

つまり、アート印刷さんの方が、時代の先を行っていたんですね。

「まあ、そういうこっちゃ。そのうち大企業は、同じデータを次々にみんなで見に行って、みんなで修正しあう方法を導入してん」

いわゆるデータの“共有”ということでしょうか。これは技術がどうこうよりも、知恵の問題かも?

「それともう一つ大事なこと、データを統一すると言う事は、データが一つしか存在しないということ! 森原さん、ここで重大なことに気づいて欲しいねん!」

ええと、一つしかないというのは、代わりがないわけですよね。オリジナルだけがあって、スペアが無いと。あっ、もしオリジナルを消去したり、紛失したりしたら…

「そう、そのデータが無くなったらどうしようもなくなってしまうと言うこと。ブログの後半(信用編)に出てくるけど、バックアップは必須なんです。

(※みんなが同じデータを持つと言うのとバックアップは意味が違います)

データの共有が当たり前になるまでには数年かかったけど、今では取引先の多くで、ほとんどできてるみたいや。しかもクラウド化してバックアップも万全。さすが大企業」

「けど、当社は早くからサーバの重要性に着目して、絶対に先祖返り出来ない仕組みをハードとして構築。自慢やないけど、20年ほど前から導入してるねんで!」

いや、思いっきり自慢してますが(笑)。とにかく自慢したくなるほどの盤石な体制が功を奏してミスを防ぎ、“アート印刷は絶対間違えない”という神話ができあがっていったんですね。

「えっへん! 何があっても、間違えることができない! それがアート印刷ならではのサーバの仕組みです!」

(コピーライター・森原英壽 挿絵・アート印刷 矢部)

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