サーバ? 自前ですよ! vol.4 ~先祖返り・前編~ iStome2(アイストーム)ブログ
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苦労した過去があるからこそ、知識が豊富な現在がある。
おかもっちゃんて、こう見えて(笑)、なかなかええコト言うんです。厳しい状況に直面したからこそ、打開策も見いだせたようで…。
「“データの先祖返り”という業界用語があるのん知ってる?」
印刷業界では、デザインしたデータをお客さまにご確認いただき、イメージと異なるところなどの指摘を受ける。要望に合うように修正して、再びお客様に見せる。こういった作業を何度か繰り返し、最終的な完成に近づけていきます。
“データの先祖返り”とは、そういった確認と修正のやりとりの中で発生するアクシデントのひとつです。仕事柄、私は知っていましたが、そんなことお構いなしに、おかもっちゃんは話しはじめました(笑)。
「先祖返りは、大きく分けて2つ有る!」
「1つ目は、デザインの確認と修正を何度か進めて行く過程で、履歴データを残しておくんやけど、オペレーターがちゃんと管理していないと、修正する前のデータに手を加えてしまう場合があるねん」
わざわざ修正した部分が消え、修正前の状態に戻ってしまう。これを先祖返りと言うんですよね。
「2つ目は、お客様(発注主)の担当者が何人もいる場合! 1回目のやり取りが終わって、2回目の工程に入っているにもかかわらず、1回目のデータに別の担当者から指示が入るパターン。しかも同じ場所に対して違う指示がきたら、うっかりすると何が何やらわからんようになる」
これらは、お客様と印刷会社、もしくは印刷会社内のコミュニケーション不足によって生じてしまうもの。おかもっちゃんは“人為的なミス”だと話します。
「何人ものオペレーターが同じ案件に取り掛かっていると、作業データも複数になって、どれが最新バージョンなんかがわからんようになる。せやけど、一人のオペレーターに任せてしまうと作業効率が悪くなる」
うーん、難しい問題ですね。つねに最新のデータが扱えるようにできればいいのに…。
「そう、ボクらがめざしたんは、まさにそれ。社内で話し合った結果、最新のデータしか触れなくなる仕組みを作ろうということになってん。めざすは“人為的ミス0%”やで!」
(コピーライター・森原英壽 挿絵・アート印刷 矢部)
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