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2017/06/16

製造業集まれ! iStome2(アイストーム)ブログ、お疲れサマー! 泡はビールか否か!?編

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暑がり族には、もうとっくに夏本番。週末の午後、「お疲れさま~」に続くのはゴキュゴキュぷはーの大合唱! 乾いたのどに冷えたビールを流し込めば、もう細かいことは気にならなくなる・・・。

と言いたいところですが、やっぱり気になることがある。それはジョッキに浮かぶ泡の量。乾杯の時、自分のだけ黄色い部分が少ないといきなり凹んでしまいますよね。

えっ、そんなの気にするのはアンタだけですって? フフフッ、それはどうでしょう。過去には泡の量をめぐって裁判になったケースまであるんですから。その名も「泡はビールなりや否や」事件です。

太平洋戦争目前の1940年。東京のビアホールであった「泡が多過ぎる」とのクレームがきっかけでした。騒ぎを受けて警察が調査したところ、生ビールの仕入れ量より売り上げた量が大幅に上回ることが明らかに。

泡までビールとして売るのは「総動員法違反」として、ビアホール会社を検察が起訴しました。水増しならぬ“泡増し”なんて、とうぜん許されませんよね!

ところが酒学の権威と言われた東大の博士が「泡を液体に戻すとアルコールも糖分もたんぱく質も、もとのビールより濃い」と証明したことから事態は急変。泡は余計なモノではないと認められ、なんと無罪判決が下されたのです。そ、そんなあ~。

同好の士よ、嘆くなかれ。判決文には続きがあり「ただし泡の量は1530%に」とも定められたのです。3割でもOKとは納得しがたいですが、泡がまったくないのもおいしく無さそう。事実、ビールが空気に触れると酸化して香りが弱くなり、味も変化してしまうようです。

ちなみにイギリスのパブでは、表面にしか泡がありません。かなり前の話だそうですが、日本と同様に泡の量で裁判になった結果、泡を売ってはいけないことになり、すりきれ一杯までビールを注ぐようになったそうです。ただし同国ではビールを常温でゆっくり味わうのが常識だそうで、単純に比較するのは無理があるようですね。

とにかくビールが恋しい季節、iStome2ではビアガーデン集会を検討中。掛け声ばかりで恐縮ですが、「やっぱりバーベキューがいい!」とか「このお店がオススメ!」といった意見やアドバイスがあればドシドシご連絡ください!

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iStome2ブログお疲れサマー!泡はビールか否か!?。いかがでしたか? 皆さまからのご意見・ご感想などお寄せいただければ幸いです!!

(コピーライター:森原英壽)

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