製造業集まれ! iStome2(アイストーム)ブログ、冷やし中華VS冷麺編
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梅雨明け、ホタル、シーズン・イン・ザ・サン(by TUBE)―。夏の始まりを告げるシンボルにもいろいろありますが、食いしん坊が筆頭に挙げるのは「冷やし中華」ではないでしょうか? 試しに「冷やし中華」をググると、検索候補に「冷やし中華はじめました」がありました(笑)。
午前中、ムシムシする中で仕事をしていると、「お昼は冷やし中華かな」って気分になりますよね。冷たい麵にタレをたっぷり、ハムとキュウリ、錦糸卵を絡めてパクリ。あ~、たまらんっ! でも、ちょっと待てよ。椎茸の含め煮もええ仕事するし、エビのぷりぷり食感も外せない。カニカマ、トマト、鶏肉、きくらげも・・・。
ここまでくると、もう仕事どころではありません(失礼)。ちょうどその時、知人から昼食のお誘いメール。「今日も暑いなあ。冷麺でも食べに行こうや」。
「気が合うねえ! おんなじこと考えてたわ」と意気投合。そそくさと用意をしていると、ある疑問が湧いてきて・・・。前ふりが長くてすみません、ようやく本題です(苦笑)。
冷やし中華VS冷麺ですが、その違いからチェックしましょう。まず「冷やし中華」ですが、発祥の地は宮城県仙台市。中華料理店の組合が、夏の売り上げ対策と七夕イベントの目玉商品にと開発されたそうです。昭和12年に発売され、トッピングは湯がいたキャベツ、ニンジン、チャーシューなどだったとか。
ただし、昭和4年に発刊された本に「冷蕎麦(ひやしそば)」の記述があり、昭和8年には東京都千代田区の中華料理店が、細切りの具を盛った冷やし中華の原型を創作したとされています。
一方、冷麺はと言うと。冷やしたラーメンにところてんのつゆ(三杯酢)をかけたのが、スープと食べる冷麺の発祥という説も。また、京都の中華料理店では、創業の昭和14年からゴマだれの冷麺がメニューに存在しています。
「結局どないやねん!」って話しですが、いろいろ調べた結果、ざっくり言うと関東では「冷やし中華」、関西では「冷麺」と呼ぶようです。したがって冷やし中華VS冷麺は引き分けのコールドゲーム。冷麺だけに「コールド(冷たい)」ってことで。あ、寒すぎましたか(苦笑)。
個人的には、「関西人は冷麺と呼ぶ」説には納得できます。アイスコーヒーも「冷コー」って言いますもんね(笑)。
ちなみに韓国式焼肉店などにある冷麺は、冷やし中華とは呼びません。ゴムのように固いのが特徴ですが、食べやすく改良したのが盛岡冷麺。麺やスープの素材が異なるのですが、これはまた別の話。
えっ、ややこしくて頭がボンヤリしてきたって? そんな時こそ「冷やし中華(冷麺)」の出番。ちなみに7月7日は「冷やし中華の日」だそうですよ!
では長文のお口直しに、この2曲をご賞味ください。
「冷やし中華はじめました」AMEMIYAさん
https://www.youtube.com/watch?v=2OBPzBvlduA
「冷麺で恋をして」小滝詠一さん
https://www.youtube.com/watch?v=zMnWZNveHe8
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(コピーライター:森原英壽)