製造業集まれ！ iStome2（アイストーム）ブログ、第四歩
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備えあれば、うれしいな♪
iStome2の皆さま、こんにちは！ ブログ担当のフリーライター、森原です。アート印刷・岡本さんとの迷コンビで、iStome2の歩みをご報告させていただきます。
前回までのあらすじ：
iStome2のメンバー「鳳凰」さんから「アート印刷」さんに寄せられた印刷の相談が、なんと急ぎの製品加工業務に発展。同メンバー「アートクラフト」さん、「ウイン」さんとのマッチングで見事、高水準の製品を期日内に納品する。急場をしのいだ後は、安定して質の高い製品を供給できるシステムづくりへ挑戦することに…。
※詳しくはバックナンバーをご覧ください。
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「点棒のバリ取りを急ぎで完璧に仕上げてくれた『ウイン』さんには頭が下がるばかり。せやけど『鳳凰』さんからしたら、本来は内部で処理できる作業を外注し続けるのはしんどいわなあ」と岡本さん。
そこで仕事の雑な某社に代わり、安心して点棒の切断作業を任せられる会社を探すことに。また、切断した点棒をメッキ加工できる業者を見つける必要性まで生じて…。
「それでやな、今から言うのは、だいぶ前にあった別の話し。これもiStome2のメンバーで独創的な飲料機器、美容機器、その他製品の企画・開発・製造・メンテナンスを扱う『リード』さんから美容機器の部品について相談を受けていて…」。
「さあ、ここからがまたおもろいねん！」と鼻息荒い岡本さん。とは言え、いきなり話題が飛躍して、ダダダーッと説明されて…。のほほんと聞いていたら話しについていけません。気つけ薬代わりに「生ビール、おかわり！」と声を張り上げたのは当然の成り行きです。
「細かいところはまだナイショなんやけど、そのとき『リード』さんに見せてもらった成型品がメッキ加工されていたのを思い出して連絡してみてん。するとドンピシャリ！ そのメッキ加工業者を紹介してくれることになって、さっそく挨拶に行くと『ぜひとも任せてほしい』と言われたんや」。
しかもそのメッキ加工業者はiStome2にも興味津々で、次に集まる時にはぜひ呼んでほしいと言われたとか。これは嬉しいニュースやないですか！
どや顔の岡本さんにつられて、ジョッキをガチーン！ ぐびぐびぐび、プハーッ。
あれれ、なんか忘れてないか？ あ、某社に代わる点棒の切断加工業者が、まだ見つかっていないはずでは？
そんな思いをよそに、「こないだやねんけど、ある企業から会社案内の制作・印刷を引き受けてな」と軽快な口調の岡本さん。「それがサンソウカン（大阪産業創造館）のビジネスマッチングフェア2015展示会で配らなあかんいうて、えらい急ぎやってん。もちろん間に合わせたで。そんでな、これがまたおもろいんや」。
あちゃー、別の話題が始まった。せやけど話しに水を差すのもKYやし。そういえば最近KYって言わないなあ。そもそもKYってなに？ KAKOU（加工）とYOUSETSU（溶接）？
ただよう視線に飛び込んできたのは、内ポケットから取り出されたキラリと輝く物体。「ボクはいつもこれを肌身離さず持ち歩いてんねん」。いわずと知れた点棒の見本でした。
さて読者の皆さま、「あんたは点棒屋か！」のツッコミ、ごもっともです。ふだんはあんな（どんな？）岡本さんですが、製造業のマッチングとなると、周りがあきれるぐらいに熱心なんです。で、話しの続きに耳を傾けていると…。
岡本さんはこれもご縁とばかりに、会社案内を作成させて頂いた企業が出展する産業創造館へ足を運んだとか。そこでふと、別のブースで出展しているパイプ業者に目が留まり、点棒を見せながら「これ、切れへんかなあ？」と聞くと、「切れるかも？」とのこと。打ち合わせから試作、精度確認まであれよあれよ？とは行きませんが、なんとか進行し、鳳凰さんとの仲を取り持つかたちで契約が成立。かくして問題のすべてが解消されたのでした。ガチーン！
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どうぞ、次回をお楽しみに！ ご意見・ご感想などお寄せいただければ幸いです！！
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