製造業集まれ！　iStome2（アイストーム）ブログ、そのウソ本当！？エイプリルフール編

巨大モンスターが火を吐きながら空を飛び、チンパンジーが総選挙でセンターに選ばれ、U.F.O.は流し台に熱湯を流す…。3つ目はちょっと違う気もしますが、とにかくエイプリルフールには「待ってました！」とばかりに大量のウソニュースが発生します。

私的には子どもの頃、「とんでもないウソを言って、みんなを驚かせてやろう！」と企みつつ、当日はニヤニヤするだけで過ぎ去ってしまった記憶が（笑）。皆さんはいかがでしょうか？

そもそもエイプリルフールの起源は全く不明です。というのはウソで～、と言いたいところですが、これマジ！　いくつか有力な説はあるものの、どれも仮説の域を出ていないそうです。とは言え、エイプリルフールは1500年代の文献に登場しているという声も。豊臣秀吉による大坂城の築城が1583年ですから、そうとうな古さを感じさせますね。

今では日本でもあの手この手で企業がPRを兼ねたイタズラ情報を発信していますが、世界的に有名なのはイギリスの公共放送局であるBBC（英国放送協会）です。過去の作品？をひも解いてみると・・・。

1957年に発表されたのが「スイスでスパゲッティが豊作」のニュース。ゆであがったスパゲティが木の枝からぶら下がり、地元の女性たちが収穫している映像を紹介。「スパゲティを食い荒らす害虫が駆除されました」とアナウンスされ、視聴者からスパゲッティの木の育て方を問い合わせる電話が殺到したそうです。

1965年は、「テレビ画面をこすると映ったモノの匂いが出る」と発表。玉ねぎのみじん切りやコーヒーが映され、大勢が画面を本気でこすったとか。1980年、2008年にはロンドンの大時計「ビッグ・ベンのデジタル化に伴う時計針のプレゼント」、2008年には「空を飛ぶペンギンを発見！」が世界の話題をさらいました。

ささいなウソでクスッと笑えるエイプリルフールは素敵ですが、度が過ぎると笑えないどころか迷惑なことも。振り込め詐欺などの影響で、世の中がウソに過剰反応しているといった意見もあります。

エイプリルフールは、ユーモアのセンスが試される機会と言えるかもしれません。また、ウソをついてもいいのは午前中だけとの説も。今年もネットを中心に秀作が期待されますが、午後には姿を消すこともあるようなのでチェックはお早めに。

最後に、前述した「空を飛ぶペンギンを発見！」の動画リンクを貼っておきます。あっ、コレはウソではないのでご安心を（笑）。

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https://www.youtube.com/watch?v=9dfWzp7rYR4

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（コピーライター：森原英壽）