■iStome2 ブログ:第二歩
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企業マッチングに成功! 次なる依頼は…
iStome2の皆さま、お元気ですか。ブログ担当のフリーライター、森原です。アート印刷・岡本さんとの迷コンビで、iStome2の歩みをご報告させていただきます。
前回のあらすじ:
ある日、iStome2のメンバー「鳳凰」さんから「アート印刷」さんに、“点棒への印刷”について相談が寄せられる。同じくメンバーの「アートクラフト」さんなら、効率良く模様を彫れることがわかったのだが…。
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コーヒーブレイクと称して、赤のれんをくぐった二人。生ジョッキの乾杯もそこそこに、岡本さんは再び熱く語り始めました。
「アートクラフトさんのレーザー技術は、じゅうぶん期待に応える出来栄えやった。この後は彫刻文字、凹んだところに着色できればOKなんやけど、これがけっこうむずかしいねん」。
フムフムとうなづきながら、小皿に醤油を注ぐ私。ところが食い気が先走り、手元がくるって醤油はあらぬ方向へ。すると…。
「そう、ボクが言いたいのは、まさにそれ!」と岡本さん。「麻雀牌って、どれも同じ大きさに見えるやろ。でもな、やっぱり幅とか高さとかにコンマ何ミリの誤差があるねん」。
岡本さんいわく、そんな麻雀牌を複数枚並べ、凹み部分目がけてインクを注入するのは至難の業だとか。それ専用の機械が必要となるらしく、小皿に醤油を入れそこなう粗忽者の私は同意するばかり。
「鳳凰さんに相談してみると『金型を作らずに彫刻できるなら、それだけでも大助かりです』と喜ばれてん。結局、着色作業は従来どおりの業者に任せることになり、ウチ(アート印刷)の出番は無くなったけど、鳳凰さんとアートクラフトさんの取引は今も継続中。iStome2の記念すべきマッチング第1弾というわけや!」
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ガチーン! ほんのり赤みがさした笑顔で、再びジョッキをぶつけあう二人。「お兄さん、もう一杯!」と叫ぶやいなや、「ほんでな、森原くん」と名調子は続きます。なんでも昨年の春、「モトヤ」さんでの展示会のすぐ後に、鳳凰さんから新たな依頼があったとか。
「ここからが点棒(テンボウ)の話し。それも棒の両サイドにあたる、ピカピカのパーツやで」。
ある製造業者から長さ約2メートル60センチの状態で鳳凰さんに納品され、これをカットして使うのだとか。ところが長年にわたって切断業務を受け持っていた加工業者が廃業に…。急きょ別の業者に依頼したところ、品質がガタ落ちしたという。
「切断面のバリがひどく(写真参照)、そのままやと点棒の本体部分に嵌らない。仕方がないから納品後、鳳凰さんがバリ取り作業をしていたんやて。そんなんおかしいやろ!」。
不良品を平気で納める業者の蛮行に、岡本さんの赤ら顔はみるみるうちに深みを増していき…。
iStome2ブログの第三歩目は、節分よりひと足早く“赤鬼登場”となるかもしれません(笑)。
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どうぞ、次回をお楽しみに! ご意見・ご感想などお寄せいただければ幸いです!!
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