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2017/01/30

製造業集まれ! iStome2(アイストーム)ブログ、ギョギョ!ブリとカンパチの関係は?編

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ある鮮魚売り場でのこと。「サカナ、サカナ、サカナ~♪」と口ずさみ夕飯のおかずを物色していると、脂ののりきった「ブリ」の切り身を発見。「今夜は塩焼きか照り焼きか、煮つけもいいな」とニヤニヤしていると、すぐそばに「カンパチ」と書かれた札が…。

 

「ハマチの大きいのがブリのはずだけど、カンパチは? そもそも同じグループだったっけ?」

 

どちらを買うか悩んだ末に「ええいっ、ままよ!」。両方とも購入して食べ比べを敢行。素材の味がよくわかる塩焼きにするも、どっちがどっちかわからなくなり…。いずれも美味しゅうございました(笑)。

 

さて、ブリとカンパチの関係は? 答えは「まったく別の魚」でした。ご存知の方には「常識だろ!?」ってなもんですが、知らない方も多いようです。

 

ブリはスズキ目アジ科ブリ属。カンパチはスズキ亜目アジ科ブリ属。やっぱり似ている気がします。見た目はブリが流線形なのに対し、カンパチは平たい感じです。

 

どちらも出世魚で、ブリは関西ではツバス → ハマチ → メジロ → ブリに。関東ではワカシ → イナダ → ワラサ → ブリと呼ばれるのが一般的です。カンパチは、関西ではシオ カンパチ。関東ではショッコ → シオゴ → アカハナ → カンパチとされています。

 

気になる旬ですが、ブリは「寒ブリ」と言われるように寒い時期が美味しいのに対し、カンパチは年中旨いとか。身はカンパチの方がコリコリしているようです。

 

ちなみに英語にも出世魚という表現はあり、グローイングフィッシュと呼ぶのだとか。しかし成長しても呼び名は変わらず、ビッグやスモールと表現するそうですよ。

 

ブリ(鰤)、カンパチ(間八)の語源もユニークですが、続きはいつかの講釈で。そろそろ小腹もすいた頃、筆をお箸に持ち替えます(笑)。

 

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(コピーライター:森原英壽)

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