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2017/05/18

製造業集まれ! iStome2(アイストーム)ブログ、“白星は勝ち”でも“白旗は負け”な不思議!?編

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「はっけよおぉい、のこったっ!」 19年ぶりに誕生した日本出身横綱に湧く大相撲。連日の大入りが報じられ、にわかファンとしても星取表が気になるところです。で、ふと思ったんですが・・・。

相撲をはじめ、いろんな勝負事で、勝利を白星、敗北を黒星と言いますよね。「白色は強者の象徴かな?」と思いきや、負けを認める場合に「白旗をあげる」と言います。同じ白色なのに、勝ちと負けの両方で使われるってどういうこと? 気になって調べてみました。

まずは白星、黒星についてですが、本来は相撲ならではの表現のようです。倒されるなどして足の裏以外に土が付く、つまり黒くなると負けなので「黒星」が負け。その逆に、土が付かない勝ちが「白星」になったそうです。

一方、降伏を示す白旗については、その意思を伝えやすいからだとか。紛争状態にあっては「ギブアップ!」と絶叫しても、まず相手に声が届くことは無く、自軍の仲間にも伝わりません。

そこで旗を振るわけですが、赤色や青色に決まっていると、その色の布を探さないといけないことに。ところが白色であれば、タオルや包帯、下着でも間に合うからだそうです。

一方、格闘技では赤コーナーと青コーナーに分かれています。赤コーナーが王者や上位の選手ですが、色分けに意味はあるのでしょうか? 秘密戦隊ゴ〇ンジャーの世代には、赤色にはリーダー役のイメージがありますが・・・。

これにもちゃんとした理由がありました。色が与える心理的な影響として、赤は情熱、青は冷静とされています。リングに立つと、選手は相手のコーナーに視線が向きますが、青色を見る王者には「王者らしく堂々と」、赤色が目に入る挑戦者には「闘志を燃やせ!」と促すわけです。

ちなみに信号機の青色も同じ効果を狙っているとか。赤信号が消え、「待ってました」とばかりにアクセルを踏み込みそうになる、運転手の気持ちを落ち着かせるためだそうですよ。

さて話しを相撲に戻すと、熱戦が繰り広げられるのは土俵だけではありません。相撲人気の影響で、壮絶なチケット争奪戦が巻き起こっています。

現在開催中の夏場所の前売り券販売では、両国国技館に並んだ人が誰ひとりチケットを買えない事態が発生。整理券を手に悔しがる熱心なファンを尻目にニンマリしたのはネットユーザーでした。両国国技館の窓口が開く前にネット販売がスタートし、全席売り切れになったからだそうです。

相撲ファンの間で白星と黒星がはっきり分かれたわけですが、好調な売れ行きに大相撲協会の白星はとうぶん続くようです(笑)。

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iStome2ブログ“白星は勝ち”でも“白旗は負け”の不思議!?編。いかがでしたか? 皆さまからのご意見・ご感想などお寄せいただければ幸いです!!

(コピーライター:森原英壽)

 

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