HOME > アート印刷ブログ > 製造業集まれ! iStome2(アイストーム)ブログ、「えっ、マジ!?」イマドキの運動会編
ニュース
2017/08/16

製造業集まれ! iStome2(アイストーム)ブログ、「えっ、マジ!?」イマドキの運動会編

管理者用
アート印刷ブログ

お盆の昼下がり、ラジオから流れるニュースに耳を疑いました。「今年もまた、ピラミッドが姿を消していくようです」。えっ、歴史的建造物の崩壊・・・、というのは早とちり。運動会のお話しでした。

組体操の中でも最も感動を呼ぶピラミッドですが、相次ぐ事故に高さを制限したり、取りやめにする学校が増加中だとか。一方、子ども達にチームワークや達成感を味わってほしいと続ける学校も少なくないようです。

こうした運動会の話題が聞こえるようになると「もう秋か」って思うのは、ひょっとすると時代遅れかも? いつの間にか運動会は、秋から春に変わりつつあるようです。

そもそもなぜ秋に運動会が多かったのか。これは昔、多くの人々が農業をしていたため、田植えや種まきで忙しい春よりも、収穫後の10月頃の方が都合が良かったからとされています。

なるほど現代、特に都会では秋に行う必然性は低いようです。とは言え、すっかり根付いた開催時期をわざわざ変える理由は・・・。

●運動会そのものは秋の開催でも、練習は残暑の時期なので危険

●秋には文化祭や遠足、コンクールなどの行事が重なるので分散させる

●受験生でもある最高学年には、秋は入試対策に集中させたい

どれも納得できる理由ですよね。もちろん地方によって寒暖の差があり、また学校の運営方針も異なるので、上記の限りではないようです。

さて、運動会で盛り上がる競技と言えばダンゼン“玉入れ”ですよね! えっ、そうでもない? ここはひとつ調子を合わせていただいて(笑)。

あるテレビ番組で玉入れの実験を行った時のこと。小学校1年生・3年生・5年生が挑戦し、やはり学年が高いほど高得点でした。

そこでカゴの高さが一定時間で上下する“チャンスタイム”を導入して再挑戦。順位は同じでしたが、とても興味深い結果が得られました。

カゴが低い位置にある時間が増えたため玉を入れやすくなり、3年生、5年生とも成績アップ。しかし、1年生だけはカゴに入った玉の数が減ってしまったのです!

理由は“空間認知能力”にありました。これは「目標との距離に合わせて投げる力を加減する能力」。これが低学年時には十分に発達していないため、高さの変化に混乱してしまったようです。

そう言えば私も、眼鏡をかけないと見えなくて、眼鏡をかけても見えにくい距離が・・・。えっ、そんなことはあり得ないですって!? いやいや、いつか誰もが納得できるはずですよ(笑)。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

iStome2ログ「えっ、マジ!?」イマドキの運動会編。いかがでしたか? 皆さまからのご意見・ご感想などお寄せいただければ幸いです!!

(コピーライター:森原英壽)

Facebookで更新情報をチェック!

コメント