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2017/09/14

製造業集まれ! iStome2(アイストーム)ブログ、世界初のバスは馬車!?もうすぐ「バスの日」編

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撮影が好きな「撮り鉄」、乗車が趣味の「乗り鉄」、発車メロディの録音や走行風景の録画を好む「録り鉄」、駅弁や駅ソバに夢中な「食べ鉄」など…。熱烈なファンが多く、ますますブームが加速しているのが「鉄道」です。いまや鉄道ファンは人口の過半数を超えたかのような勢いで、鉄道ファンでない人を「非鉄」と呼んでいるそうですよ(笑)。

一方、同様に身近な交通機関「バス」はどうでしょう。市民の足として愛され続け、改札をくぐったり、構内を歩きまわる面倒もない。それにも関わらず、いまいちパッとしない気がするのは私だけでは無いはず。ふと調べてみると、920日は「バスの日」。そこで今回は、バスのルーツから魅力を発見し、皆さんにご紹介しようと思います。

世界で最初にバスと呼ぶべき乗り物が登場したのは、フランスのパリだとされています。なんだかオサレですよね! 1660年代、ルイ14世の命で誕生したのですが、乗車制限はたったの8人。なにしろ動力がエンジンではなく馬に引かせていた、つまり馬車だったのですから無理もありません。

当初は庶民が利用していたのですが、しだいに貴族が愛用するようになり、庶民の足が遠のくように。それが災いし、一時は廃止に追い込まれたそうです。復活を果たしたのは1827年。なんと18人乗りの乗合馬車だそうですが、車両を牽引する馬には相当な重労働だったのではないでしょうか。ラッシュアワーの際は、それこそ馬車馬のごとく・・・。

ウマいこと言うたところで、舞台を日本へ移します。国内初のバスは1903年、大阪で生まれたとされています。内国勧業博覧会への旅客輸送で、梅田と天王寺をむすぶ臨時路線だそうです。

1905年、広島市で運行されたバスが最初という説もあります。しかし、故障が多く費用がかさみ、半年ほどで営業を終了。同じ頃、京都でもバス事業が行われましたが、人力車組合などの反発、妨害工策の結果、廃業せざるを得なくなったとか。「出る杭は打たれる」の格言通り、こうした揉め事は各地で展開されたのです。

状況が好転したきっかけは、皮肉にも1923年に起こった関東大震災でした。被災地では鉄道が寸断され、応急処置としてバス事業がスタート。この成功を受けて、全国に広まっていったそうです。

以上、国内外におけるバスの船出(⁉)について、ダイジェストでご紹介しました。さらに興味のある方はバスの日に先立って開催される「第17回スルッとKANSAIバスまつり」に足を運んでみてはいかがでしょう? 917日(日)10時から16時、兵庫県神戸市兵庫区・御崎公園(ノエビアスタジアム神戸)にて開催予定です。URLhttp://www.surutto.com/bus/

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(コピーライター:森原英壽)

 

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