製造業集まれ! iStome2(アイストーム)ブログ、ウサギ、ワニ、ライオン…。十五夜の月面には生き物がいっぱい!?編
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秋本番、お月様がますますキレイに見える季節の到来です。えっ、秋と言えば“食欲の秋”ですって? お月見とグルメのどっちも楽しみたいなら、月見団子に月見酒、ついでに月見バーガーも(笑)。あれ?そう言えば昨年の今頃はもう、お月見をしていたような。気になって調べてみると…。
今年のお月見(中秋の名月)は10月4日で、例年よりかなり遅めだとか。一昨年は9月27日、昨年は9月15日、そして来年は9月24日。思った以上に前後の開きがあるようです。
そもそもお月見は、旧暦(太陰暦)の8月15日に行う行事。“十五夜”と呼ばれるゆえんですね。また、旧暦は月の満ち欠けで日付を決めるシステムなので、お月見の日も一定しないのだそうです。
では、なぜこの日を「中秋」と呼ぶのでしょう。旧暦では7・8・9月が秋とされており、8月15日がそのど真ん中にあたるからとのことです。
理屈はさておき、無心でお月様を眺めていると、浮かび上がってくるのは「ウサギがお餅をつく」シルエット。そして、そこにはこんな物語が隠されていました。
むかしむかし、ある山でのお話し。キツネとサル、ウサギの3匹は、力尽きて倒れているひとりの老人を見つけました。老人を助けるために、サルは木の実を、キツネは魚を獲りましたが、ウサギは収穫がありません。するとウサギは「私を食べてください」といって火の中に飛び込んでしまったのです。
老人の正体は帝釈天(たいしゃくてん)という神様で、この善行に大いに感心。ウサギを月へと昇らせて、永遠に姿を残すことでみんなの手本にしたのだそうです。また、ウサギの正体はお釈迦様で、お餅つきをしているのは帝釈天に捧げるためとされています。※諸説あります。
お月様に浮かぶミラクルな模様、海外ではどんな見え方をしているのでしょう? 日本と似ているのが韓国と中国。それぞれ「ウサギの餅つき」と「不老不死の薬を作っているウサギ」です。
一方、遠く離れた国々では、同じ動物でもまったく違う姿かたちで受けとめられています。インド「ワニ」、南米「ロバ」、南欧「カニ」、モンゴル「犬」、アラビア「吠えるライオン」と、まるで生き物図鑑のようです。
動物以外では人物が多く「バケツを運ぶ少女」、「薪をかつぐ男性」、「水をかつぐ男女」、「本を読むおばあさん」、「編み物をしている女性」、「大きな木と、その下で休む男性」、「悪行の報いとして幽閉された男性」というまさに”運のツキ(尽き)”といったものまでありました。
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(コピーライター:森原英壽)