HOME > アート印刷ブログ > おかもっちゃんの「製造業集まれ!」 ~織物工場編Vol.4~ iStome2(アイストーム)ブログ
ニュース
2018/02/01

おかもっちゃんの「製造業集まれ!」 ~織物工場編Vol.4~ iStome2(アイストーム)ブログ

管理者用
アート印刷ブログ

前回は「メイドインジャパンは最高やで!」っていう話しで盛りあがったわけやけど、そう実感させてくれる会社もやっぱりスゴイ! そんなA社の工場見学でビックリしたことを言いかけてたんやったな。

商材を絞り込む代わりに、製品の仕上がり精度を高くする戦略が大当たりのA社。なんか時代の先を行ってる感じがするやろ。海外の製糸工場とも取引があるなど、グローバル社会にもビシッと対応してる。「工場内の情報ネットワークも、やっぱり最新式なんやろうなあ」と思いながら見学してたら、やっぱりあちこちにパソコンが・・・。

パソコンのモニターには文字やら図形やらが整然と表示されている。せやけど何が書かれてるかまでは、離れた位置からは全然読まれへん。そらそうやわな、と思ってなにげなく視線をずらすと、パソコンの上方にあったのは大きなホワイトボード。会議などでおなじみの、そう、アレですわ。

そのホワイトボードは、どうやら大型機械の作業状況をリアルタイムに表示しているらしい。縦横にくっきりとした黒い線が引かれ、それが作業工程のフローチャートを表している。マス目のところどころに赤・青・黄・緑の円形マグネットがくっついていて、作業が一段階進むとマグネットをずらしていく仕組みだ。なるほど、これなら「この機械が今どんな作業をしているのか」離れた位置からでも一目瞭然や!

ホワイトボードの文字がぜんぶ読めるわけやないけど、毎回固定の文言やったら、読まれへんかっても問題ない。それに大事な連絡事項は特別に大きく書かれているから、いやでも目に飛び込んでくるっちゅうわけや。

後から聞いてわかったんやけど、A社はずいぶん前からホワイトボードを利用していながら、一時期パソコン方式へ切り替えたことがあるんやて。「効率が上がる」と考えてのことやけど、実際にやるとめちゃくちゃ手間が増えてたいへんやったとか。

キーボード入力するのにいちいち軍手を脱がなあかんし、操作になれんうちはモタモタして時間がかかる。それにいくら正確に表示されていても、モニター自体がそれほど大きくないから、かなり近寄らないと見えないわけですわ。

ボクは約30人の経営者と一緒に見学していたわけやけど、パソコンやネットが主流の情報伝達において、ホワイトボードの活用は多くの参加者にとって驚きだったようす。「きっちり考えられてるなあ」「ウチもパソコンからホワイトボードに戻そうかな」の声が聞こえてきたわ。

もちろんパソコンにしかでけへんこともいっぱいある。でもホワイトボードの方が優れていることもいっぱいあるんやな。デジタルとアナログをいかに組み合わせるか。これも企業の明暗を分ける鍵になるかもしれへんで。

A社の工場でビックリしたことがもう一つあって、それは職人さんのスゴ技についてやねんけど・・・、どうせしゃべりすぎやて言うんやろ。ほな、今回もこのへんで勘弁しといたるわ(笑)。

おかもっちゃんの「製造業集まれ!」~織物工場編Vol.5~をお楽しみに! 応援メッセージもお待ちしています!

(聞き手・コピーライター森原英壽)

※取材・執筆・ブログ代行等、コピーライティングのプロにお任せ下さい。
ご相談は、iStome2・アート印刷の岡本さんまで!

*****************************************************************
森原さんは、自分の中に眠っている潜在意識まで呼び起こしてくれます。
喋れるけど書けないって人、意外に多いのではないですか?
何を隠そう私もその一人です。いつも森原さんに助けられています。
想いがあっても伝えられない、印刷会社としてあるまじきですが(笑)
人のことはできるんですよ〜。
いつも、私の中に眠っている何かを引き出してくれます。
心当たりのある方は、相談しても損はないと思います。
岡本(談)
*****************************************************************

Facebookで更新情報をチェック!

コメント