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2018/02/20

おかもっちゃんの「製造業集まれ!」 ~織物工場編Vol.5~ iStome2(アイストーム)ブログ

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アート印刷ブログ

オンリーワン戦略が大成功をおさめ、全国から注目を集めている織物工場。その生産管理に、パソコンよりもホワイトボードが重宝されている! アナログな道具が活躍しているところを見ると、ボクら昭和世代はホッとするわ(笑)。「やっぱり人間の方がスゴイ!」って思いたいやんか。

そういえば、大阪にある板金加工の会社もホワイトボードで工程管理してたなぁ。

そこのボードは、ボクが作ってんけどな!

なんでもかんでも人間の代わりに機械がやってしまう時代、それがアカンとは言いきれへんけど、ホッとした気分で工場見学を続けていると、聞こえてきたのは職人さんがどうのこうのっていう会話。え、なになに? 近くによってみると、その人は織機のある部分を指さしながら話していました。

しばらく聞いて会話の中身を理解した時、ボクはあらためて「やっぱり人間の方がスゴイ!」って感動したわ。

ふたりが話題にしていたのは、太めのパイプ状の物に細い糸をびっしりと巻いたもの。その並びは文字どおり一糸乱れぬって感じで、もう布になってるんやないかと思うくらい。話しの続きを聞くと、1本の糸をぐるぐる巻いているのではなく、それぞれが別の糸で、1本も交差することなくびっしりと並んでるねん!全部合わせると15000本にもなるらしい。

ボクが驚いたのはこの先の話し。その糸を11本、人間の手で差し込み口に入れてるんやて!

その穴一つひとつに髪の毛ほどの糸をつまんでは差し込み、つまんでは差し込み・・・。

この作業を約3時間かけて行うのだとか。これまた根気のいる作業やで。

しかも計算すると、かなりの早さやとわかる。3時間を秒に直すと10,800で、15,000本の糸を通すとなると、1本あたり0.72秒というわけや。まさに職人技、というか神技やと思えへんか!?

あとでわかったことやけど、この作業はこれから紹介するB社でも、機械ではなく人間の手で行われてるんやて。

んっ、そろそろ次の工場の話題に移れって? よしっ、それじゃあ・・・って言いたいところやけど、急いては事を仕損じる。それはまた次回の講釈で!

おかもっちゃんの「製造業集まれ!」~織物工場編Vol.6~をお楽しみに! 本シリーズも、いよいよ終盤! お見逃しなく!

(聞き手・コピーライター森原英壽)

※取材・執筆・ブログ代行等、コピーライティングのプロにお任せ下さい。
ご相談は、iStome2・アート印刷の岡本さんまで!

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森原さんは、自分の中に眠っている潜在意識まで呼び起こしてくれます。
喋れるけど書けないって人、意外に多いのではないですか?
何を隠そう私もその一人です。いつも森原さんに助けられています。
想いがあっても伝えられない、印刷会社としてあるまじきですが(笑)
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岡本(談)
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