HOME > アート印刷ブログ > おかもっちゃんの「製造業集まれ!」 ~印刷会社のヒミツ編Vol.7~ iStome2(アイストーム)ブログ
ニュース
2018/09/22

おかもっちゃんの「製造業集まれ!」 ~印刷会社のヒミツ編Vol.7~ iStome2(アイストーム)ブログ

管理者用
アート印刷ブログ

いろんな会社の独自技術やサービスについて、印刷会社が架け橋になることで上手くコラボレーションできる―。

おかもっちゃんの考えについて、前回は、その仕組みや理論についてご紹介しました。しかし、何事も言うは易く、行うは難しと言います。「そんなの理想論じゃないの?」といった声も聞こえてきそうですが・・・。

ハッキリ言います! “可能”です!! 実績もあります!!! ねっ、おかもっちゃん。

「あれは3年ほど前やったかな。全自動麻雀卓の製造販売を行う『A社』さんから麻雀牌の印刷や点棒の加工について依頼を受けたんや。いま思えば、それが本格的なコラボレーションのはじまりやった」。

「ボクを信頼して相談を持ちかけてくれた相手には、『ウチでできるところは受け持つけど、それ以外は知らん』なんて薄情なことはでけへん。それで、ウチとつながりの深い取引先に『こんな話しがあるねんけど、どうやろう?』って、どこまで言うてええんかを真剣に考えてから、相談を持ちかけたんや」。

その結果、『A社』さんのニーズに対して、『B社』さんのレーザー技術と、『C社』さんのバリ取り技術が対応できそうだと判明。おかもっちゃんは、その後も慎重に仲介役を務め、三社がWin-Winの関係になれる理想のコラボレーションを実現。現在では、内部部品や外装鈑金まで取引が広がり継続しています。

そして、ここがいちばん大事なところ。iStome2の皆さんならお気づきですよね。そうです、『A社』さん、『B社』さん、『C社』さん、みんなiStome2のメンバーなんです。そう言えば、iStome2に入会するための条件ってなんですか?

iStome2の入会については、特に規約なんて設けてないけど、誰でもええわけやないで。基本的には会員からの紹介、そしてボク自身が経営者と直接会って、じっくりと話しをし、時には事務所や工場を見せてもろて、『この人なら、この会社なら間違いない!』と確信した時だけ声をかけてるねん。大々的にやってるコラボとは違うけど信頼関係のできた友人同士だけで、相見積とかダンピングではなく、持ってる技術を必要としている企業に提供しようというわけや。

なるほど、おかもっちゃんらしいやり方ですね。では、iStome2に入会すると、全員にコラボレーションのチャンスがあるわけですか?

「もちろんチャンスはありますが、すべての案件について、全員に声をかけるわけやないで。依頼主のニーズに対して『ここなら期待に応えてくれそうだ』と思える会社にだけ、まずは必要最小限の情報を提供して、徐々に話しを詰めていく感じかな」。

会員同士は連絡先情報を共有しているので直接相談し合ったりもしていますが、会員以外の企業を直接紹介するのはNGで、会員同士が間に入るか、iStome2が間に入ります。

コラボレーションの相手先選びについて、どのくらい慎重なのかと尋ねたら・・・。

「いつまでも相思相愛の関係でいられるよう、わが子の結婚相手を見つけるくらいの覚悟で臨む!」

とのこと。そんなことならボクも結婚前に相談しておけば良かった、というのは冗談ですが(笑)。iStome2に対する熱い思いが、しっかりと伝わってきました。

ちなみに本件ののコラボレーションについては、本ブログの2016114日掲載号「iStome2 ブログ:第一歩」から四号連続で掲載済み。「そう言えば見たなあ」という方から「まだ見ていない」という方まで、バックナンバーwww.artprint.co.jp/blog/2016/01/14/9から、どうぞご覧ください。

さて、今年の5月からスタートした「印刷会社のヒミツ編」も、いよいよ終盤です。次回もぜひ、お見逃しなく!

(コピーライター・森原英壽 挿絵・アート印刷スタッフ 矢部)

※取材・執筆・ブログ代行等、コピーライティングのプロにお任せ下さい。
ご相談は、iStome2・アート印刷の岡本さんまで!
*****************************************************************
森原さんは、自分の中に眠っている潜在意識まで呼び起こしてくれます。
喋れるけど書けないって人、意外に多いのではないですか?
何を隠そう私もその一人です。いつも森原さんに助けられています。
想いがあっても伝えられない、印刷会社としてあるまじきですが(笑)
人のことはできるんですよ〜。
いつも、私の中に眠っている何かを引き出してくれます。
心当たりのある方は、相談しても損はないと思います。
岡本(談)
*****************************************************************
今回のイラストは、弊社新入社員の矢部が作成しました。
イラストのご用命があればご相談ください。
*****************************************************************

Facebookで更新情報をチェック!

コメント